「いただきます」の次は野菜から
野菜は、ビタミン、ミネラル等の重要な供給源であり、健康な食生活を送る上で大切なものです。厚生労働省が推進する健康作り運動「健康日本21」では、健康増進の観点から1日350g以上の野菜を食べることを目標にしています。
また、食品の「食べる順番」が2型糖尿病患者の血糖値に影響を及ぼす可能性があるとする研究結果が、アメリカ糖尿病学会機関紙「Diabetes Care」に掲載されました。
糖質(ごはん・パン・めん)を食べてから、たんぱく質(おかず)の次に野菜を食べるよりも、『 野菜 → 蛋白質 → 糖質 』と食べた場合のほうが、血中のインスリン濃度も低下し、食後の血糖値が30〜40%ほど低下したそうです。
食べる量は同じでも、「いただきます」の次に野菜から箸をつけていく習慣をもつことで、日々の血糖コントロールの改善が期待されています。
↑ 1日の摂取目標 350gの野菜の目安量です。