秋の味覚の摂取ポイント
秋に旬を迎える食材は、糖質や脂質を多く含むのが特徴です。中でも糖質は、
生きていくためには摂取しなくてはならないもの。しかし、現代の食生活では
糖質の摂り過ぎにて、肥満をはじめとする慢性的な疾患が多くなっています。
私達は、食べ物を摂ることで、糖質や脂質をエネルギーへと変えて生きていま
すが、最も効率よく変換できるのが糖質(炭水化物)なのです。
また、果物は健康的で体によいというイメージがありますが、果糖が多く含
まれているため、血糖や中性脂肪を上昇させる傾向があります。
適量を守ることで、日々の健康維持を心がけていきましょう。
人参やごぼう・きのこ類をたっぷり入れた炊き込み飯は、ごはんの割合を
減らすことで、全体の糖質の量を抑えることができます。
また、果物は、体に必要な栄養素を多く含みます。しかし、カロリーがある
ので要注意。果糖は体内への吸収が早く、中性脂肪になりやすいのが特徴です。
血糖・体重コントロールの場合には、夕食後や寝る前は控えて、朝食後や
活動前に摂ることをおすすめします。
カリウムの多い食品でもあるので、腎機能が低下されている方には注意が必要になります。
以下、秋に多く出回る食材の1単位(80Kcal)当りの
グラムです。
○ごはん50g
○さつまいも70g
○じゃがいも120g
★れんこん150g
★くり 70g
★
かぼちゃ90g
★里芋170g
○柿
150g(皮付き170g)
○りんご 150g(皮付き180g)
○みかん 200g(皮付き270g)
※ 卵1つ分の重さは約50gです。
※ 野菜や皮付きの重さになります。
※ ★印の野菜は1単位中に2g以上の食物繊維
を含みます。